ジオン注（痔核硬化療法）

切らずに注射でいぼ痔(内痔核)を治すことが可能な治療方法です。
手術ではありませんので、もちろん日帰りで受けられ、治療後の痛みもほとんどないので少ない負担で受けられます。
ジオン注の適応となるのは外痔核を伴わない内痔核のうち、脱肛(肛門からの脱出)があるもの、Ⅱ~Ⅲ度に該当するものとなります。

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結紮切除法

痔核の根元を糸で縛って(結紮)切除する方法です。
いぼ痔(痔核)の根治手術として最も一般的に行われている方法で、通常は入院が必要になりますが、岸和田市の浜中医院では麻酔の方法を工夫するなどして日帰りで受けられる体制を整えています。

術後の痛みや出血リスクなどがデメリットとして挙げられますが、分離結紮(振り分け結紮)という、内痔核を太い糸で二重に結紮して、血流を減少させて1週間から10日後に痔核を壊死させて脱落させる方法であれば、術後の痛みは大幅に軽減させられます。

外痔核切除

外痔核を切除する根治手術で、保存療法と比較して短期間での改善が期待できます。
保存療法では改善が難しいケース、何度も再発を繰り返すケース、強い症状が現れているケースなどで検討します。

血栓除去術

血栓性外痔核に対して行われる手術で、血豆ができて肛門が腫れ上がっている時、手術により血栓を切除します。
お薬で外痔核が治らない時などに行います。

裂肛切除術

切れ痔(裂肛)が慢性化している場合、切れ痔を切除して治癒が促進できる形に形成する方法です。
肛門ポリープや見張りイボが併発している場合には、併せてそれらも切除します。

肛門内括約筋切開術

肛門括約筋が過度に緊張しているため、何度も切れ痔を繰り返す場合に行われる手術で、肛門括約筋の一部を切開して緊張を緩和し、慢性化した切れ痔を改善します。

肛門狭窄形成術（SSG法）

高度の肛門狭窄に対して行われる方法で、肛門の皮膚を利用して肛門を広げることで狭窄を改善します。

肛門周囲膿瘍

痔ろう（あな痔）