令和5年1月1日より令和5年12月31日までの1年間当院で施行した日帰り手術は872例でした。その日帰り手術の内訳は、
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内痔核手術・脱肛手術は324例
痔ろう根治手術は122例(単純痔ろう19例、複雑痔ろう103例)
肛門周囲膿瘍切開術は100例
肛門狭窄形成術(SSG)は5例
慢性裂肛根治手術は20例
直腸脱根治術は0例
痔核血栓除去術は136例
肛門ポリープ切除術は28例
直腸ポリープ切除術は2例
尖圭コンジローマ焼灼術は11例
他135例でありました。
特に内痔核・脱肛手術の内訳は、従来の根治手術(LE)が16例で、ALTA療法単独(ジオン注硬化療法)が111例、ALTA療法+LE併用術が197例とALTA療法の適応範囲が広がってきています。
一方外来検査では内視鏡検査や超音波検査を積極的に行っています。
昨年1年間で施行した胃内視鏡検査(経鼻・経口)は 540例、大腸内視鏡検査は 337例でした。
特に当院では有症状受診(下血や排便時出血)の方が多いため、内視鏡でのポリープや大腸癌の発見率は非常に高い傾向にありました。排便時出血が痔疾患であろうと思われても、中高年のかたは一度大腸内視鏡検査を受けるべきであると思われます。また日帰りで大腸ポリープに対し内視鏡下ポリペクトミーを125例行いました。また超音波検査では腹部超音波検査は315例施行されました。