- HOME>
- 肛門狭窄
Anal stenosis肛門狭窄について
肛門狭窄とは?
肛門狭窄とは、切れ痔(裂肛)が繰り返し起こり慢性化することで、肛門が狭くなった状態を言います。
肛門が狭くなることで便が出にくくなったり、細い便しか出せなくなったり、硬い便を出した時に痛みが生じたりします。
肛門狭窄の原因は?
肛門狭窄の主な原因は切れ痔(裂肛)の繰り返しで、切れ痔により肛門の粘膜が傷つき、それが治る時に引きつれを起こし、これが重なることで肛門が徐々に狭くなり肛門狭窄が起こります。
肛門狭窄は年齢・性別に関わらず起こり、便秘・下痢を繰り返す方はリスクが高いと言えます。
また、肛門の手術を受けたことがある方は、術後の瘢痕化により肛門狭窄が起こる場合があります。
肛門狭窄の症状は?
- 肛門が狭くなる
- 便意があるのになかなか便が出ない
- 小指程度の細い便しか出ない
- 硬い便・大きな便は出ると肛門が傷ついて切れ痔(裂肛)が起こる
など
Anal stenosis肛門狭窄の治療
肛門狭窄に対して、保存療法のほかに手術を行います。
岸和田市の浜中医院では肛門狭窄の手術を日帰りで行っています。
薬物療法(保存療法)
座薬や軟膏などのお薬を使って治療するほか、狭窄した肛門を少しずつ広げるブジーなどの保存療法を行います。
保存療法で改善されない場合、手術を検討します。
内肛門括約筋側方切開術(LSIS法)
肛門の狭窄が軽度な場合には、肛門括約筋を軽く切開して肛門を拡げる内肛門括約筋側方切開術(LSIS法)という方法を行います。
肛門狭窄形成術(SSG法)
肛門の狭窄が硬度な場合には、肛門の皮膚を利用して肛門を広げる肛門狭窄形成術(SSG法)という方法を行います。